建材中の石綿含有率の分析方法については、『石綿障害予防規則』第３条第２項に規定する石綿等の使用の有無に関する調査に従い実施されます。ここでは「石綿等がその重量の0.1％を超えて含有するか否かについて分析を行うこと」とされています。
位相差顕微鏡法およびエックス線回折法による定性分析を行ない、石綿の含有が確認された試料については、エックス線回折分析法による定量分析により、石綿含有量及び含有率を求める方法が定められています。

アスベスト分析用標準屈折液

米国Cargille研究所のアスベスト分析用標準屈折液を各種販売しております。位相差顕微鏡によるアスベストの定性分析に広く用いられており、特定の屈折率を有する標準屈折液（浸液）を用いることで、分散染色法によるアスベストの定性分析が可能となります。

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上記以外の屈折液も取り扱っております。（1/4オンス＝約7 mL，１オンス＝約30 mLに相当します）

アスベスト簡易判定キット

アスベストの含有判定を現場で手軽に行うためのキット「アスベストワカール/プロ」は、アスベストを含有する試料は「赤色」または「黄褐色」に発色し、アスベストを含まない試料では「青色～紫青色」の発色を示します。従来の簡易判定キットよりも選択性が高く、アスベストの簡易含有判定が可能です。

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製造元：株式会社ユニケミー

・「法律」,「SDS」,「在庫」など詳細情報は、製品番号をクリックいただきご確認いただけます。
・ 試薬のご購入とご使用に際して

商品構成

基本セット

追加試薬セット

※初回は基本セットを、２回目以降は追加試薬セットをご購入ください。

関連製品

参考：『石綿障害予防規則』による分析法について

建材中の石綿含有率の分析方法については、『石綿障害予防規則』第3条第2項に規定する石綿等の使用の有無に関する調査に従い実施されます。ここでは「石綿等がその重量の0.1％を超えて含有するか否かについて分析を行うこと」とされています。
位相差顕微鏡法およびエックス線回折法による定性分析を行ない、石綿の含有が確認された試料については、エックス線回折分析法による定量分析により、石綿含有量及び含有率を求める方法が定められています。
位相差顕微鏡法では、下表に示す屈折率を有する浸液により分散染色分析を行います。石綿の種類に応じて下表のような分散色を示す繊維が存在するかどうかを確認します。

測定手順の概要

① 試料の採取
② 分析用試料の調製
③ 定性分析（位相差顕微鏡法，およびｴｯｸｽ線回折分析法）石綿含有の確認
④ 定量分析（ｴｯｸｽ線回折分析法）

石綿の分散色例