バンコマイシン耐性腸球菌 VRE
臨床から最も多く分離される腸球菌はEnterococcus faecalisですが、本菌種はABPC感性です。一方、E. faeciumやE. aviumにはABPC耐性株が多く、vancomycin(VCM)が必要でした。しかしながら、近年ではVCM耐性のVRE(Vancomycin Resistant enterococci)が本邦においても認められ、有効な抗菌薬が限られることから問題となっております。
特長
VREの感染源は糞便や尿であることが多く、糞便や尿からVREが繰り返し排出される状態が生じると、病院環境が広範囲に汚染され、医療関連感染の危険度が高まります。それを未然に防ぐにはVRE感染もしくは保菌を迅速に検出することであり、VREを含む排泄物による環境汚染を未然に防ぐことです。「クロモアガーVRE blue」はVREを特徴的に呈色(青色)させる酵素基質培地です。VREを簡便かつ選択的にスクリーニングすることができます。
コロニーの画像はこちらをご参照ください。
製品一覧
製品番号 | 製品名 | 保存温度 | 規格 | 包装 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
08411-67 | クロモアガー VRE blue生培地 CHROMagar VRE blue |
冷蔵 | 微生物検査用 | 10枚 | ¥3,500 |
・「法律」,「SDS」,「在庫」など詳細情報は、製品番号をクリックいただきご確認いただけます。
・ 試薬のご購入とご使用に際して
パンフレット
微生物検査に関する
お問い合わせ
メールでのお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ