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イオン液体

イオン液体は、イオンのみ(アニオン、カチオン)から構成される「塩」であり、特に液体化合物をイオン液体といいます。一般にイオンで構成される「塩」は、無機塩に代表され、融点が高いことが知られています。 しかし、90年代初期より融点の低い「イオン液体」が報告されて以来、様々な化合物が合成され、その物性が報告されています。
特に明確な定義は無く、呼称されている名称も、「常温溶融塩」や「室温溶融塩」など様々です。

パンフレット

イオン液体 vol.3 (156KB)
日清紡ホールディングス株式会社製 脂肪族系「イオン液体」
脂肪族系「イオン液体」
ホスホネート系イオン液体(1.07KB)

特徴

  • 蒸気圧がほとんどゼロ
     
  • 難燃性
     
  • イオン性でありながら低粘性
     
  • 高導電性

「イオン液体」は、これら様々な特徴をもち、環境調和型反応溶媒や電気化学デバイス分野、トライボロジーなど幅広い分野への応用が期待されています。

イオン液体 = 未来の溶媒

イオン液体の温度と粘度の関係の一例 (62.4KB)
イオン液体は、同じカチオンでもアニオンが異なることで粘度に大きく影響され異なる値を示します。また、僅かな温度変化で粘度が大きく変動いたします。

イミダゾリウム系イオン液体 及び ピリジニウム系イオン液体

イオン液体で代表されるカチオンは、大きく分類すると下記のようなイミダゾリウムカチオンと、ピリジニウムカチオンがございます。


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  イミダゾリウム系化合物               ピリジニウム系化合物

*R1,R2はアルキル基。[X-]はCl-,Br-,BF4-,PF6-,[(CF3SO2)2N]-等。



東京農工大学の大野教授らによって開発された下記の化合物で代表されるアリルイミダゾリウム系「イオン液体」のうち、代表的な化合物を製品化致しました。

s_ion_img003.gif

脂肪族系イオン液体

 脂肪族系イオン液体は、下記のようなカチオンが、非対称な4級アンモニウムイオンに代表されます。


s_ion_img002.gif

独立行政法人産業技術総合研究所の松本氏らが開発した脂肪族系「イオン液体」を製品化しました。

日清紡ホールディングス株式会社製 脂肪族系「イオン液体」を製品追加いたしました。NEW

ホスホネート系イオン液体 及び よう素系イオン液体

~ホスホネート系イオン液体~

東京農工大学 大野教授らによって研究が盛んに行われているホスホネート系イオン液体を製品化いたしました。
本化合物は、高い極性を示すホスホン酸誘導体をアニオンとして構成されており、セルロースを温和な条件で溶解することが知られています。


~よう素系イオン液体~

色素増感型太陽電池などの分野で以前より検討されていた化合物ですが、一部の製品はヨウ素が要因となり、着色が確認されていました。
本製品は、極限まで着色を抑えた高純度なイオン液体です。



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